
2日にわたる第1ラウンドは、髙木優奈が単独首位に
大会初日、悪天候の影響で競技開始が遅れ、全選手がホールアウトできず日没サスペンデッドに。初日に消化できなかった第1ラウンドを、2日目、1番ホールから再開した髙木が終盤4連続バーディー、トーナメントレコードタイの63をマークし、通算9アンダーで単独首位に立った。その後を河本結、古江彩佳が2打差で追いかける形に。アマチュア予選会優勝の吉﨑マーナ(関東大会)、大久保柚季(関西大会)も健闘し、4アンダーで12位タイにつけた。
1stラウンドの結果
- 1位 -9
- 髙木 優奈
- 2位タイ -7
- 河本 結 / 古江 彩佳
- 4位タイ -6
- 佐藤 心結 / 竹田 麗央 / 高橋 彩華

佐藤 心結・河本 結が11アンダーで首位へ浮上
続く第2ラウンドでは、佐藤 心結と河本 結がスコアを伸ばし首位に立った。佐藤は12番、約15mのパッドを沈め、勝負強さを発揮した。本大会はアマだった2021年に渋野 日向子とのプレーオフで敗れた舞台。「全体的にショットもパットもすごくよかった。自分にとって思い入れのある試合でイメージがいい。」と語った。同じく首位の河本もチャンスを逃さず、68とスコアを4つ伸ばした。「今日は80点ぐらい。ティーショットが曲がって耐えるゴルフだったけど後半をアンダーパーで回せたのは評価が高い」と振り返った。
2ndラウンドの結果
- 1位タイ -11
- 河本 結 / 佐藤 心結
- 3位タイ -9
- 尾関 彩美悠 / 髙木 優奈
- 5位タイ -8
- 菅 楓華 / 吉本 ひかる / 高橋 彩華

佐藤心結が大会記録タイの-15でツアー初優勝を飾る
首位発進の佐藤は2番でボギーが先行。一時は河本に3打差のリードを許した。しかし14番のバーディを皮切りに、16番のチップインで単独首位に立つと後半4連続バーディ。大会記録タイの-15で初優勝を飾った。佐藤は「思い入れのあるコースと大会で初優勝ができてうれしい」とスピーチ。3年前のプレーオフでの雪辱を果たした。2勝目を目指す尾関彩美悠は、4つ目のバーディを奪った14番で単独首位に浮上したが、佐藤に競り負け-13で2位タイ、最終組で佐藤らと優勝を争った河本は、後半スコアを伸ばせず同じく2位タイとなった。
FINALラウンドの結果
- 優勝 -15
- 佐藤 心結
- 2位タイ -13
- 尾関 彩美悠 / 河本 結
- 4位 -12
- 竹田 麗央